うつ病

うつ病

世の中に蔓延しているうつ病。早期発見、早期治療が大切です。

うつ病 症状

うつ病の症状とは、どんなものかを知りたいとき、一番わかりやすいのが、チェック表を見ることです。
チェック表の詳細は、作成者によって異なっていますが、基本的な部分に違いはありません。
・睡眠に関すること。
  寝つきが悪いとか、夜中に目が覚めるとそのあと眠れない など
・食欲の減退
  美味しいものや好きな食べ物であっても食べる気がしなくなった
・性欲の減退
  異性に対して興味の喪失、性行為(セックスやマスターベイション)への意欲減退
・興味や気力の消失
  これまで好きだったこと、一生懸命やってきたことに対して興味がわかなくなったり、億劫になった
・対人関係の拒否
  他人との接触、人と会ったり、コミュニケーションとるのが面倒になった
・集中力や判断力、思考力の低下
  ボーっとしている時間が長くなり、考えることが出来なくなった
・自信喪失
  自分に対して自信が持てなくなり、情緒不安定になった
などです。

これ以外にも、上記のような症状はさほど感じないのに、疲労感や原因不明の胃腸炎、他の体調不良が長く続くというケースもあります。
異常に気づいたら、なるべく早く、治療をうけましょう。

うつ病の人への接し方

うつ病が蔓延している現代、あなた家族や身近な人がそうなる可能性も少なくありません。
もし、身近な誰かの様子が気になるようでしたら、なるべく医師など専門家の適切な治療を受けることをおすすめします。

さて、患者への接し方ですが、心も体も疲弊している状態なので、十分に休養させることが大切です。その上で
・頑張れといったような言葉はつかわないでください
・無理に気分転換をさせようしない
  患者さんは疲れているのです。外出を勧めたり、他の行動を勧めると逆効果です。
・ある程度の距離を保つ
  身近であればあるほど、心配は増しますが、患者さんをじっと見守っていてください

いまだに世の中では、患者に対して、精神力が弱いなどと思っている人も多いようですが、脳神経細胞内の伝達物質であるアドレナリンやセロトニンの働きに異常をきたしているというのがその症状なのです。

治療が遅れると、症状が長引きます。また、薬の効果が表れにくくなってしまいます。
少しでも早い治療が肝心です。


~うつ病で苦しんでいる方のご家族やご友人へ~

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